しあわせ福井スポーツ協会の設立を記念して、障がい者スポーツを「聞く、見る、体験する」イベントが、9月23日(火・祝)に、福井県生活学習館において開催され、450名の参加がありました。
このイベントは、当初、8月10日(日)の開催が予定されていましたが、台風11号の襲来のために中止しました。
しかし、ぜひ実施して欲しいというご希望が多数寄せられましたので、改めて実施することになったものです。
イベントでは、車椅子バスケットボールでパラリンピックに4大会連続して出場した京谷和幸さんが、「夢・出会い・感謝 ~チャレンジの素 晴らしさ~」というタイトルで講演を行いました。
京谷さんは、Jリーグのジェフ市原在籍中に、交通事故のため脊髄を損傷。車椅子生活となりましたが、婚約者を始めとする多くの人に支えられながら、厳しいリハビリを経てパラリンピックにも出場。
自身の体験を詳細に振り返りながら、「どんな時でも夢を持ち続けことは大事。どんな出会いも大切である」と話され、会場を感動で包みました。
このほか、「チームふくい」アスリート認定選手である、齊藤雅之さん、山田哲也さん、永下尚也さんの3名が、卓球のデモストレーションを披露しました。
白熱したラリーが展開されると、観衆からは大きな拍手が送られていました。
また、フライングディスクの体験も行われました。来場された多くの方が長い行列を作って順番待ちをするほど盛況で、初めてチャレンジする方もいましたが、みなさんが、フライングディスクの楽しさを満喫していました。