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一球がつないだ夫婦の絆
私が卓球バレーとであったのは、2018年でした。パラスポーツをしる機会があり、その中で卓球バレーというスポーツを始めて知りました。最初はどんなスポーツなのかという興味から始めましたが、プレーしてみると、その楽しさと奥深さにすっかり夢中になりました。
卓球バレーの魅力は、年齢や障がいの有無に関係なく、みんなが同じコートで楽しめることです。一人ではなく、仲間と声を掛け合いながら、一球一球をつないでいきます。その一球には、技術だけでなく、仲間を信じる気持ちが込められています。
選手として練習を重ね、大会に出場しました。そして福井国体オープン競技卓球バレー大会で、チームの仲間と力を合わせて優勝することができました。
優勝が決まった瞬間、チーム全員で「バンザイ!」と喜びました。仲間と一緒に頑張ってきた時間が一気によみがえり、みんなの笑顔を見ながら、「卓球バレーを続けてきて本当によかった」と心から思いました。
その魅力をもっと多くの人に伝えたいと思い、2020年には卓球バレーの公認審判資格を取得しました。それ以降は、競技だけでなく、普及活動や大会運営など、卓球バレーを支える側としても関わっています。
そして、私にとって忘れられない大切な瞬間があります.
私の妻は視覚障がい者です。今、私たちは夫婦で卓球バレーをしています。
試合中、妻のところに球が行ったことがありました。私が「打って」と声をかけました。すると妻は、その声を頼りに球を打ち返すことができました。
その瞬間、わたしは心の中で「やった!」と思いました。
妻が一球を打ち返せたことが、ただの一打にはおもえませんでした。声を掛ける私。それを信じて打つ妻。そして、その一球を仲間につないでいく。そこには、夫婦だからこそわかる信頼と、卓球バレーだからこそ生まれるつながりがありました。
2018年に出会った卓球バレーは、私に仲間との出会い、優勝の喜び、そして妻と一緒に楽しむ幸せを与えてくれました。
これからも選手として、審判として、夫婦として、卓球バレーを続けます。
一球一球を大切に、声を掛け合いながら、これからも二人で歩んでいきます。
福井県、坂井市卓球バレー協会
大和 宏栄