毎年5月に行われている、福井県障がい者スポーツ大会に参加させて頂いた事が
私の障がい者スポーツとの出会いでした。
その時代は各市別の大会で、嶺南地区では
敦賀市・小浜市・若狭(美浜町・三方町・上中町・大飯町・高浜町)の3団体でした。
私は、小浜市で参加していました。
当時は、開会式から閉会式までが、丸1日の行事でした。
競技の種目も多く、市別対抗リレーもあり、表彰式等も行われていました。
また、レクリエーション種目(パン食い競争・ボール送りなど)も行われていました。
障がい者スポーツ大会は、身体障がい者の交流を目的とし、出来るだけ多くの人に
参加して頂くために、全国大会は一人一回しか参加出来ませんでした。
私は、平成5年度の第29回徳島大会に初めて参加させて頂きました。
今ではバス移動ですが、その当時は電車移動で車椅子の選手を参加者皆で抱えて乗せた思い出があります。
平成13年度の宮城大会より今まで別々に行われていた、
身体障がい者スポーツ大会と知的障がい者スポーツ大会が一緒に開催される様になりました。
今までの開催より大会参加人数も多くなりましたが、
競技種目や開催内容も大きく変わりました。
平成30年度には、福井国体が開催されるにあたり、県主催の強化練習が行われ
地元枠で多くの選手が参加できることとなり、私も参加させて頂きました。
障がい者スポーツ大会も、時代とともに目的が記録重視になり、
レクリエーション競技がなくなったので、全てでは無いですが同じ人の参加が多くなりました。
そして令和3年に開催された東京オリンピックより、
今まであまりされていなかったパラリンピックのTV放映がされる事で、障がい者スポーツ
(特に車椅子バスケットボール・ボッチャなど)を世の中に知って頂き、
学校関係・地域でも多くの体験教室やイベントが行われ、
健常者の方に障がい者スポーツを知って頂く事になりました。
今私が危惧していることは、毎年5月に行われる福井県障がい者スポーツ大会への参加が
各施設単位が多くなり、各市町村からの参加者が少なくなった事です。
今後は参加方法等を考える必要があるのかなと思います。
今年度は嶺南で、しあわせ福井スポーツ協会主催の
パラスポーツ体験会in小浜を開催して頂く事が出来ました。
今後は嶺南各市町村持ち回りでパラスポーツ体験会を行い、
障がい者スポーツを通じて共生社会が進めていけたらと思います。
共生社会を目指して色々な行事を行って行きましょう。