中学校へ入学したときに卓球部に入り、
3年生の夏には、団体メンバーとして福井県でベスト4に入りました。
高校でも卓球部に入りましたが上手くいかず、もう卓球を辞めようかと思った矢先、
当時の顧問の先生にパラ卓球を紹介され、高校3年生の夏に初めて障がい者の
卓球大会に出場しました。
そこで、いろんな障がいがあっても楽しく卓球をしている選手を見て、
自分も楽しく卓球をやりたい!と思い、卓球を続けることにしました。
その後、社会福祉センターでの練習会に参加し、皆さんが楽しく卓球をされているのを見て、
自然と僕も楽しく、そしてもっと上手くなりたいと思い、毎回の練習会が楽しみでした。
ここ数年、練習会に参加する選手数も増え、
たくさんの出会いがあり、様々な障がいをもった方が集まり、
楽しく練習をすることが出来ています。
2017年には愛媛県で開催された全国障害者スポーツ大会に初出場しました。
そこでは地元の大学生たちがサポートについてくれて、たくさんの人に出会い、
助けていただきました。
その翌年は、地元福井県での障スポ大会に参加し、
そして2024年の佐賀県での障スポ大会にも参加することが出来ました。
3大会とも、皆さんに助けられながら、良い思い出になった大会となりました。
こうして振り返ってみると、高校の時あのまま卓球を辞めていたら、
今お世話になっている人や一緒に頑張って練習している仲間、
障スポで係わってくださった開催地のボランティアの方々には出会えなかったと思います。
これからも感謝して、卓球というスポーツを皆さんと楽しくやっていけることを楽しみにしています。