2016年に全国障害者スポーツ大会の実施運営に携わることになり、
教員から国体推進局の障スポ課に異動になりました。
大会運営にあたり、事務的なことだけでは不十分だと考え、
勉強も兼ねて陸上競技練習会にも参加するようになりました。
また、陸上選手の指導を、私が以前より所属している
「福井陸上競技協会ジュニア委員会」で行うようになりました。
ジュニア委員会の指導者の多くが熱心に選手と関わり、
2018年の障スポ大会に向けて、選手の強化とコミュニケーションを図っていきました。
毎月行われる陸上競技練習会には、
障スポ陸上チームの選手30人以上が参加して盛り上がりました。
また、小学生の練習会と合同で行うこともあり、交流も深めました。
定期的に県外からパラリンピアンやトップアスリートを招聘して講習会を行い、
刺激を受もらい練習を続けてきました。
それらの成果として、2018年の全国障害者スポーツ大会では、
多数のメダリストを輩出することができました。
2018年の全国障害者スポーツ大会が終了して、
また教員として現場に戻りましたが、継続して「障スポ陸上チーム」に携わっています。
毎月1~2回行われる陸上競技練習会にも参加しています。
練習メニューは、できるだけ一人一人に合わせるように考えていますが、
全体的にハードな練習だと思います。
私自身も、5年ほど前から、選手として復帰して
マスターズ陸上大会に参加していますので一緒に練習を行っています。
2018年以降、練習会に参加する選手は減っていますが、
新メンバーが毎年少数参加しています。参加している選手は、
「障スポ大会やパラ大会に出場したい」
「県内大会に参加して記録を伸ばしたい」
「健康のため」など
前向きに楽しく取り組んでいます。
メンバーの多くは、毎年確実に自己記録を伸ばしていますし、
とても熱心に練習に取り組んでいます。
指導者としては、とてもうれしい限りです。
今後、「障スポ陸上チーム」がよりよい活動をしていくためには、
県内の特別支援学校、特別支援学級の生徒が進んで練習会や
記録会に参加できる環境づくりをしてくことが大切だと考えています。
楽しみながら、陸上競技の素晴らしさを体験してほしいと思います。
そのためには、学校関係者の協力も必要です。
教員の働き方改革が話題になっていますが、生徒たちが競技等を通じて、
スポーツの楽しさを体験し、社会参加の推進に寄与できるように、
協力していただけたらと思います。
併せて、指導者に関しても、選手との関わりが
円滑にできる特別支援学校や施設関係者に協力していただけたら、
とても心強いと思っています。
そして一般の方で、ガイドランナー、陸上競技経験者でコーチや選手として
一緒に活動してくださる方、選手を見守ってくださる方、選手と交流したい方など、
ボランティアで参加される方が増えるとありがたいです。
障スポ陸上チームが活動を継続していくために、
先を見据えた持続可能な活動内容を考えていく必要があります。
練習会や、記録会を行いながら、これからも誰もが楽しく参加できるように
活動の方向性を、関係者全員で考えていきたいと思います。
「障スポ陸上チーム」に興味のある方は、9.98スタジアムで行われている練習会を
見学・体験してください。お待ちしています。
それでは、「障スポ陸上チーム」で熱心に練習されている、
チームの頼れるお姉さま、林 昌代選手にバトンを渡したいと思います。