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STTと私
私は中学生の頃、卓球をしていた。その頃は「盲卓球」と言っていた。ルールも簡単で、サーブの時はネットに引っかからなければ良いし、ラケットの角度についてもうるさくはなかった。
当時、近畿卓球大会で大阪へも行き参加したが、帰りは疲れ果てて吊り革につかまったまま居眠りをした覚えがある。当時の中学生は子供だったのだろう。
卒業後は卓球に縁が無かったが、今から三、四十年前から又、卓球を始めた。昔の感覚が戻るにつれとても楽しかった覚えがある。
ところが、2000年に世界的にも球の直径が四十ミリとなり、それと同時に我々の卓球(サウンドテーブルテニス=STT)もなった。ルールも変わりサーブやラリーの際のラケットの角度、音のにごり等も厳しく反則をとられることになった。
卓球台の幅の半分がサービスとレシーブのエリアでもあるがその空間がとても広く感じることがある。しかし相手のサーブを読み、すばやく返球した後は「ヤッタ!」とうれしくなる。また強いサーブで決めた時も何とも言えない喜びがある。
今はいろんな大会に参加しなくなったが、障がい者スポーツ大会に三回も参加させてもらった。
埼玉国体だったが今の天皇陛下が皇太子の時、私たちの試合をご覧になった。ところがあらかじめ注意を受けていらっしゃったとみえ、お声を聞くことが出来なくてとても残念だった。
勝ち負けは別として私はとてもSTTがだいすきである。