ボッチャは戦略と技術が求められるスポーツですが、基本的にはシンプルなルールで楽しむことが出来ます。
また、誰でもすぐにルールを理解しゲームを楽しむことが出来ます。
実際私自身のボッチャとので出会は、平成30年10月に実施されました
「福井しあわせ元気大会」の障害者スポーツ体験ブースでのボランティアでした。
ボッチャ担当になり福井運動公園の小さなテントの中で来場者の皆さんにボッチャを体験して頂きましたが、
5分程度のルール説明を受けただけでした。(ジャックボールから遠いと思われる色の指示板を出すだけ。)
この知識のみで丸一日の体験会を乗り切りました。
その後、ボッチャが全国障害者スポーツ大会の正式種目になる為、
福井でもボッチャ協会を立ち上げるから参加して欲しいとの声が掛かり半信半疑で参加しました。
この時初めてボッチャの正式ルールを学ばせて頂きました。
ボッチャの正式ルールは詳細なルールがありますが、
一方で年齢や性別・身体能力に関係なく誰でも参加できるスポーツでもあり、
誰でも平等に楽しむことが出来るスポーツです。
対戦方式も一対一の個人戦だけでなく三対三の団体戦もあります。
チームメイトと協力しながら戦略を立てる楽しさや勝利を共有する喜びもあります。
また練習を重ねることで目に見える成長を感じることが出来ます。
福井県ボッチャ協会では、毎月練習会を福井県社会福祉センターの体育館で実施しています。
参加者が創造的なアプローチにより新しい戦略を試したり、
異なる投球方法を考えることを主軸に指導しています。
そうすることでさらにゲームの奥深さを楽しむことが出来るようになります。
基本練習からゲーム形式の練習の場面で、
参加者に対してポジティブなフィードバックをすることにより自分で考えることを大切にし、
小さな進歩や努力を認めてあげることで、参加者の自信とやる気を引き出すことが出来ればと考えています。
また同時に開催している体験会では、学校等で実施している出前講座の他、
各イベント等でボッチャを体験された方の参加が増えて賑やかで活気のあるものなっています。
インクルーシブな環境での練習会兼体験会を目指しています。