福井楽障クラブ
陸上競技 西島 美保子
東京パラリンピックをテレビの前で応援してくださった皆様 ありがとうございました。
走り始めたころは、まさかパラリンピックに出場できるとは夢にも思いませんでした。
常に目標を持って頑張ってきたことにより、大阪国際女子マラソンにも13回連続出場を果たすことができました。
それがパラリンピックの強化指定選手につながったのだと思います。
2013年、58歳の時でした。
2016年はリオパラリンピックに出場しましたが35度という暑さの中でのレースとなり、完走はかないませんでした。
その悔しさをばねに頑張ってきた5年間は、最年長であることは言い訳にはしないと心に決め、他の選手と切磋琢磨しながら乗り越えてきました。
そして迎えた東京パラ!
前半は抑え気味に入りハーフを過ぎ37キロまでは坦々と走ることができました。
ところが37キロ過ぎからふくらはぎに痙攣が起き思わぬ展開になりました。
「負けてたまるか、絶対に完走をするのだ」という強い気持ちで一歩一歩ゴールを目指しました。
あきらめなかったことにより8位入賞というご褒美もいただきました。
これらのことを胸に刻み、次の目標に向かってまだまだ頑張ります。