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リレーエッセイ

「出会いから…スポーツへ」

2022/10/26(水)

春江町総合型地域スポーツクラブ UNITIVE291
ユニバーサルスポーツ(卓球バレー・手動車いすサッカー等) 菴 連也

 

    

 

自分がユニバーサルスポーツに出会ったのは10年ほど前のことです。
小林 靖幸さんと出会い、スポーツへの可能性が生まれました。

当時はまだ小学5年生だった自分。よくTVで流れるスポーツ映像を見て「自分もやりたい」「一度でいいからスポーツをしてみたい」と言っていたことを思い出します。


少し話は逸れますがスポーツと聞くとハンデがある方でも出来るのか?と疑問に思う人もいると思います。

自分も当時はそう思っていました。

しかしルールや、スポーツで使用する道具が専用であれば競技に参加することは可能です。

TOKYO五輪『2020パラリンピック』でも広瀬選手のボッチャや国枝選手の車椅子テニス、赤石選手の車椅子バスケなど選手一人一人がハンデを抱えながらも懸命に挑んでいた姿を思い浮かべます。

競技に挑むだけでチームメイトとのコミュニケーションが生まれ、親睦が深まると考えています。

実際に自分が入部している春江町総合型地域スポーツクラブ「UNITIVE291」でもユニバーサルに活動できるよう卓球バレーをはじめ、

ボッチャや車椅子サッカーなど障害の有無に関係なく皆が楽しめる競技で活動を行なっています。

最近よく耳にするダイバーシティーという言葉。日本語にすると「多様性」という意味ですが、メンバーの性格や個性を尊重した上で一緒にスポーツに挑み、

また時には大会に出て優勝を目指すなど多様性を認め合いながら競技を通してバリア(障壁)をバリュー(価値)に変わっているような実感が湧いていきます。


なかなかハンデがあると「自分はできない」「諦めなければいけない」と思い込んでしまいスポーツに限らず社会参加すら敬遠してしまうことがありますが、

ハンデがあるかと言って夢を諦めることも、目標を小さくする必要もありません。

自分が小林さんと出会い、スポーツを始めたように、出会いから生まれるチャンスもあると思います。

そのことを教えてくれたのはスポーツであり、これからもチームメイトと一緒にスポーツへの可能性を共有していきたいです!

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