UNITIVE291ボッチャ部
ボッチャ 片岡 勇登
私は12歳の時に体育の授業中の事故で障がいを持ちました。
それまでは走ることが大好きで、外で遊びいろんなスポーツをすることが好きでした。
障がいを持ってからもスポーツをすることは楽しいなと思っています。
もちろん試合の勝ち負けも楽しいですが、いろんな人と関われる楽しみもあると思います。
私が思っている障がい者スポーツの魅力を今から紹介していきます。
・健常者、障がい者関係なく真剣に戦えること
私は高校生の時、特別支援学校に通っていました。そこでボッチャという競技を知りました。
教員の方と生徒が一緒になって競技できることが、とても衝撃だったことを今でも覚えています。
初めて競技をした時に、とても繊細で難しいスポーツだと感じました。
正確に球を投げる競技で、力任せではなく指先まで神経を使います。
・障がい者スポーツの特徴
障がいを持っている人は1人1人運動範囲が異なります。
そこをコートに立つ他の仲間が理解し合いながらプレーすることが、健常者のスポーツと大きく異なります。
そこを理解し合えるのはコート外のコミニュケーション能力です。
相手のことの理解しようとする力も必要ですが、自分を分かってもらうアピール力も必要です。
・交流できる楽しさ
個人的に思っていることは、障がいを持っていると仲間と協力してなにかに取り組む機会が少ないと思います。
個々の時間が多いので、唯一この競技で協力し合えることは生きていく中でも大事な時間だと思っています。
今後の夢
障がい者スポーツを多くの方に知ってもらいたいと思います。
ボッチャだけではなく、車いすバスケットボールも経験してきました。
この2つの経験を活かし、学生に向けて出前授業などをしていきたいと思います。
小さい頃から障がいを持っている人のことを理解することで、偏見がなくなる世の中になることを願っています。
私は健常者と障がい者を経験しています。
生きるインクルーシブとして、自分だからこそできることを伝えていきます。