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リレーエッセイ

[夢の通過点]

2023/12/1(金)

デフバスケットボール女子日本代表
丸山 香織

  

私は2025年に開催される東京デフリンピック 女子バスケットボール競技で金メダルを獲得するという大きな目標があります。

 

私は耳に障がいがあり、日常生活では補聴器を装着して生活しています。

 

デフバスケットボールとの出会いは、父親の友人にデフバスケットボール選手が居ることを知り、そこで初めて「デフバスケットボール」を知りました。社会人になるまでデフ(聴覚障害)バスケットボールの事は知りませんでした。

 

私は中学校・高校時代にバスケットボールをしており、また聴覚に障害がある為、デフバスケットボールに興味が湧き、挑戦することにしました。

 

そして、2018年にアメリカで開催されたU21世界選手権で初めてデフバスケットボール女子日本代表に選出されました。銀メダル・個人プレーヤーベスト5を受賞し、2019年のポーランドで開催された世界選手権ではベスト7を受賞することができました。

 

日本代表としての経験だけではなく、デフやデフバスケットボールを知っていく中で、聴覚障害者同士でもコミュニケーションを上手く取る事が難しいと思う事がありました。

 

聴覚障害でも生まれつき・中途失聴など聴こえはバラバラであり、口話に慣れてる人もいれば、手話でコミュニケーションをとる人もいます。

 

手話でのコミュニケーションの他に、プレー中に選手同士で共通の認識が出来るようなサイン(サインバスケ)を作る等、様々な工夫をしています。

 

■東京デフリンピックに向けて

関東を拠点にした東日本地域リーグという実業団リーグで、聴者の選手に混ざりながら週3〜4回、デフチームで月1回練習しています。

 

東京デフリンピックに参加する世界各国の選手達は身体能力やフィジカルが強い選手が多いです。どうしても高さで負けてしまうので、横の動きで相手を揺さぶったり、40分間走り切るスタミナ、粘り強いディフェンスで相手にプレッシャーをかける事を意識しています。またオフェンスでは、3Pシュートが日本の強みである為、オープンになったら積極的に打っていき、デフジャパンらしいバスケを魅せたいと思います。

 

多くの方がご存じである東京オリンピック2020では女子バスケットボール競技が銀メダルをとり、男子バスケットボール競技が2024年に開催されるパリ2024オリンピックへの出場権を獲得しています。また車いすバスケットボールも常に上位ランキングに入る等、近年バスケットボールがとても盛り上がっており同じ競技者として、ワクワクしています!

しかし残念なことに、デフリンピックの認知度はまだまだ低い状態です。

 

■これからの課題として

バスケットボールを部活動として活動しているろう学校は少ないため、若い年代から始めにくい傾向があります。

 

そこでJDBAの活動の一環として全国各地でデフバスケットボールイベントを実施しています。まずは参加して頂き「バスケってこんなに楽しいんだ!」と感じてもらえたら嬉しいです。子供たちが将来、選手としてプレーをする事が出来るようになれば、全国ろうあ者体育大会やJDBA主催の大会等のデフバスケットボール大会に参加する事で、より多くの方にデフバスケットボールを知って頂けるかと思います。その為、デフバスケットボールに触れる機会を増やしていきたいと思っています。

 

デフバスケットボール普及活動を通して、多くの方に見て・体験して頂き、デフバスケットボールの認知度向上と共にデフバスケットボールをする人が増えるよう、楽しみながら取り組んで行きたいと思います。

  • しあわせ福井スポーツ協会
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