春江町総合型地域スポーツクラブ UNITIVE291
ユニバーサルスポーツ(卓球バレー・手動車いすサッカー等) 横田 裕子
私がスポーツと出会ったのは小学校の頃でした。当時通っていたリハビリの先生にパラスポーツを紹介していただいたことがきっかけです。
最初に紹介してもらったのが車いすバスケでした。まず初めのステップでパラスポーツを知るというところで、気軽に読める漫画を教えてもらいました。
『リアル』という障がいと車いすバスケをテーマに描かれた漫画です。(ちなみに著者は有名バスケ漫画『スラムダンク』の井上雄彦さんです)
漫画を読み終わった後、当時たまたま近くで行われていた練習試合を教えてもらい、観戦しに行きました。
当時、同じ車いすの人達なのになんて迫力あるプレーするのだととても驚きを感じたこと覚えています。
次に兵庫県神戸市で行われていたパラスポーツのワークショップを教えてもらいました。そこでは、陸上競技用の車いすに乗ったり、車いすテニスなどを体験しました。
ここでの体験を得て、スポーツの楽しさ、各スポーツの面白さを子供なりに感じたことを覚えています。
当時スポーツを始めたい、やりたいと思っていたのですが、なかなか地元や近隣の地域にパラスポーツをする環境がなく、残念ながら諦めざるを得ませんでした...
しかしながら、パラスポーツを紹介してくださったリハビリの先生にはとても感謝しています。紹介していただけなければ、今にも繋がっていなかっただろうと思います。
そこから、数十年スポーツとは無縁でした。
社会人になり、再びスポーツと出会いました。社会人になって数年経った頃、「春江町総合型地域スポーツクラブ UNITIVE291」と出会い、スポーツを始めることになりました。
私が所属している『春江町総合型地域スポーツクラブUNITIVE291』では、障がいの有無に関わらずスポーツを通じて仲間づくりや居場所づくりを目的に、
子供からお年寄りまで幅広い世代のメンバーと活動を行っています。
現在、卓球バレーを中心に、ボッチャ、手動車いすサッカーなどのユニバーサルスポーツをみんなで楽しくやっています。
所属年数は数年ですが、社会人になりやっとスポーツを始められた喜び、スポーツを通して、普段なかなか接点が少ない様々な世代のメンバーと交流が出来ていることが楽しいなと実感しています。
これからも、スポーツを通しての出会い・交流を大切にしながら、スポーツを楽しんでいきたいと思います。